和紙づくりには綺麗な水が

紙漉きの、


「ちゃっぷ、ちゃっぷ」


という音、印象的ですね。


私が幼かった20年ぐらい前は、学校帰りの道すがらや、
犬の散歩をしていると数件の家から、


「ことーん、ちゃっぷ、ちゃっぷ」


とリズムカルな紙漉きの調べが聞こえてきたものです。
昔はその音を聞き分けて、どの家の誰が漉いているのか
わかったものだそうです。


紙漉きに使う水は、狭い谷を通って山から引いてきた山水を使うのが
このあたりの方法。温度が比較的一定なこと、そしてなによりきれいな山水。
でも最近は暖冬や気象の変化で、水量が心配な年も何度かあったそうです。


大切な水、大事に使いたいですね。


また最近は使用した水の浄化もすすみ、日置川もきれいになりました。
ただ微量な紙の養分が川に流れ込むらしく、川魚も多いのか、
青谷町の日置川の川沿いには、川魚を食べる野鳥の姿をよく見かるような気がします。
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(撮影:日置川のほとり 春)
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by ak-shio | 2007-10-26 12:40 | 因州箋だより

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