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トットリノススメ企画 nomadic 

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(鳥取市内旧袋川の土手沿いにて)

秋深まり、おしゃれして出かけたくなる、そんな季節になりました。


鳥取で期間限定のショップ “nomadic”がオープンしました。
鳥取から全国、世界からやってきた普段の生活が楽しくなるようなモノたちが集まった
期間限定のショップ(~12月7日sun.)です。

近々鳥取へ遊びに来るかた、この週末は何をしようかな?とお考え中のかた、
そしてインテリアショップ巡りが大好きなかただけでなく、
近所の方などいろんな人たちに足を運んでいただきたいな、と思います。

鳥取駅から徒歩で約10分ほどの場所にあるNOLLY&THE NATURESの2Fにその場所はありました。
入り口のドアを開けると、1FにいるNOLLYさんの店長がさわやか笑顔で迎えてくれます。


そして、正面に見える階段のをあがってみると・・・

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あっ、部数限定の『トットリノススメ』
ピンクバージョンがある・・・

ちなみデフォルトはブラックです。

今日のショップ担当は
トットリノススメスタッフさん



蚊帳を張った店内は、冬陽がふんわり入ってきます。

+++店内近景+++

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干支の人形、
午と申でしょうか。

奥に見えるのは、
鳥取しょうがせんべい。
素朴な味ながら、
食べ始めると癖になります。

f0157387_8485291.jpg田村一さんの白磁。早大卒、現在益子で制作されています。
大阪grafさんで開かれた「お茶の時間」で紹介されていました。

実物にあえて嬉しい・・・
お茶のみな私は、大きめの湯のみを2つ購入しました。
デザートやお料理を盛り付けにも工夫次第かな・・・

f0157387_8491057.jpg大因州のぽち袋も鳥取での初登場です。

これからお年玉シーズン。
熨斗袋を小さくしたようなぽち袋なので、
もらった子どもはちょっとドキドキしてしまうかも。

お札を折らずに入れられる
大きめタイプもありますよ。
まっすぐなお祝いの気持ちを伝えましょう。

なお、大阪のgrafさんで
和紙のぽち袋(大・小)の
お取り扱いがございます。
メイッコ、オイッコたちが
どんな反応するか、
私も楽しみ・・・

f0157387_8492695.jpgこんな小皿がぽんぽん、
と出てきたら、
思わず笑顔になってしまいますね。
楽しい食事が始まりそうです。

f0157387_8494519.jpg山形の木工。
鳥のかたちの爪楊枝入れと
シュガーポットがあります。
この日すでにシュガーポットは
売り切れていました。
朴直ながら、
ダイニングテーブルに置けば、
その存在感にハッピーな
気持ちになること間違いなし。
作る数量が少ないものだそうなので、
気になったら早めに。


f0157387_8501569.jpg鳥取での限定shopには、
鳥取の民陶も紹介。
ガラスや木工品の
テーブルウェアと
一緒に置かれると、
鳥取のものも少し見え方が
違ってきます。

山根窯のフラワーベース
(花瓶)は、部屋の中央に。

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(床のスペース)コーチ・カズノリさんのスツールなど。
(写真右下)鳥取岩美延興寺の器もつかいやすさで愛用できるものが多いですね。その他、テーブルコーディネートの幅が広がりそうな器たちがいます。



お店は夜8時まで。
お仕事帰りにちょっと寄ってみてはいかがでしょうか。


近隣おすすめ
noppo: お酒をただくお店 ・・・blog
cafe drop: カフェ併設のケーキショップ ・・・web
 monoralという家具工房「工作社」さんの雑貨や家具も置いてありますよ。

+++nomadic~トットリノススメ情報+++

f0157387_8444964.jpg日時:2008年11月22日(土)~12月7日(日) 12:00~20:00
場所:鳥取市川端1-210 NORRYS&THE NATURESの2F ・・・お店のウェブ
お問合せ先:0857-30-1006(主催・工作社さん・・・参照ウェブ トットリノススメ



+++基本情報+++
grafさん:
ショールーム・ショップ・レストラン・サロン・ギャラリーが一体となった大阪・中ノ島のgrafビルを拠点に暮らしに関わるあらゆるものづくりに取り組むクリエーティブユニット。


ランドスケーププロダクツさん:
2000年、オリジナル家具の製作と国内外のデザイナーにおよるプロダクトや民芸品をセレクトしたショップを「playmaountain」をオープン。店舗の設計や展示のディレクション等も行う。


大因州のウェブサイト http://www.daiinshu.co.jp
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by ak-shio | 2008-11-26 20:00 | yamane128関連ブログ

来鳥手帖を手に入れる

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福田里香さんと束松陽子さんの共著、『来鳥手帖』を鳥取たくみ工藝店で見つけました。

「どうしてこんなところにあるの~」

書店で問い合わせても取り寄せ不可能、と言われ、すっかり諦めていたので、
早速買い求めました。嬉しい。

たくみさんでは、今回10冊ほどの『来鳥手帖』がやってきたということです。
前々からほしかった方は是非是非、お早めにお出かけ下さいね。


この本の表紙になっている印花布。
おそらく日本読みでは「いんかふ」と読むのでしょうが、
「いんほあぱん」と中国では読まれるそう。
中国の古い布です。


この布を日本に紹介したのは吉田璋也さんです。
当時は、第二次世界大戦の戦時下でした。

戦争の重たい時代の空気のなか、美しさとか人の暮らしとかいったことに視線を向けられた人はどれほどもいなかったと想像されます。それが軍の派遣先の外国ならばなおのこと。
日本に伝えられた印花布は、その一部が福田さんのご両親のもとにやってまいりました。

そして数十年後、新たな印花布のストーリが始まります。
この布を使ったトーとバックをつくろうと福田さんが「みつばちトート」の束松さんに声かけ、そのことから鳥取行きの旅が決まりました。
いわば、お里帰りのような旅ですね。


最初は島根も鳥取も一緒になっているほど遠かった鳥取とお二人は本に記されています。
でも、

「この道、何度か通ったけれど、こんなお店あったかな~」


『来鳥手帖』には、鳥取に住んでいる私たちが知らないようなお店まで載っています。
この手帖を手に取って鳥取に遊びい来た方も結構いるようです。
こうして、鳥取県内外に鳥取を愛してくれる人が増えてくれると、本当にありがたいことですね。



大因州のウェブサイト http://www.daiinshu.co.jp
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by ak-shio | 2008-11-11 10:30 | 因州箋だより

鳥取の家具を訪ねて ~美の人脈

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鳥取の家具、と聞いてイメージが沸いてこない。
でも、上のランプスタンドはどこかで見たことあるよ、という方もあるのではないでしょうか。


少し時代を遡れば、小津安二郎監督の映画作品。
「私は小道具や意匠にうるさいといわれる。」と監督自らおっしゃるように、カメラの目はごまかせないと、作風とシーンにマッチした小道具が選ばれていました。

また最近では、NHK朝の連続ドラマ小説『ちりとてちん』。
渡瀬恒彦さんが演じるお師匠さんの部屋にそっと置かれていたんです。


古来式の燭台をヒントした電気スタンドを考案したのは、吉田璋也さん(1898~1972)。
彼は製図を基に小谷さんには台座、寅尾さんには笠の部分と、二人の職人に依頼し、このスタンドを作りました。昭和7年のことです。

それから約80年建った現在でも、鳥取で電気スタンドをつくっている工房、鳥取民芸木工の福田さんという方がいます。鳥取のたくみ工藝店と東京・西銀座のたくみで取り扱いをしているので、気になる方は是非お近くのたくみへお問合せ下さい。


とはいっても、昔から電気スタンドだけを作っていたわけではないんですよ。
じつは、鳥取の家具はテーブル、椅子、キャビネット、箪笥などがあります。
民芸家具、というと古民家においてあるような古めかしい家具を想像してしまいますが、
鳥取民芸家具といった場合、少し事情が違います。

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旧吉田医院にて

吉田璋也さんがもっとも大切にしていた蔵書のひとつに、昭和4年にアメリカで発行された『パインファニチャー』という一冊があります。
18世紀ごろの米国東部ニューイングランド地方の家具、特にシェーカー家具の写真を多く掲載している本で、後半にはイラストつきで寸法まで詳細に示された本でした。

シェーカー家具というのは決して華美な家具ではありません。
むしろ簡素であり、使い手が造ったかのような、普遍的な美しさをもった、そんなところが今でも人気の理由でしょうか。

このパインファニチャーを基礎とし、洋風化した日本人のライフスタイルにあうよう調和する家具を造ろうという試みが鳥取で始まったのが、昭和の初期のことでした。


f0157387_17105535.jpgこうした家具たちに強い影響を受けながら、鳥取でひとつの美意識が育っていったのです。

璋也さんが好きだった「木瓜(もっこう)面」または「隅入り角」という四角の四隅を外から内に折りいれたデザインがあります。(鳥取たくみ割烹店看板)


これは、鳥取民芸家具の特徴であり、今でも看板やパンフレットなどにもその形を取り入れたものを多く見つけることができます。清潔を保つために塗られた拭き漆は、木目を活かしたあめ色です。この色のファンも多いのではないでしょうか?



樗谿神社の参道沿いに建つ『やまびこ館』での特別展示『美の人脈~文化をつなぐ人々』は今月24日までです。
鳥取の民芸家具の始まりを知る資料のほか、当時交わされた書簡や、ににぐりネクタイなども展示されています。


是非、足を運んでみてください。
参道の紅葉も今が見ごろです。

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by ak-shio | 2008-11-08 15:40 | 因州箋だより

夕方トーク「ものづくりの話」

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工作社の本間公(ほんまあきら)さんが、一人で聞くのがもったいない、と企画した“アニキ達”、中原慎一郎さんと服部滋樹さんをお迎えしてのトークイベントに行って参りました。

気さくな雰囲気は大切にしながら、基本は真剣。
批判するでも批評するでもなく、実体験から出てくる言葉は、日ごろ胸の奥に仕舞いがちな疑問やもどかしさの種にもつながるりそうなエピソードの数々でした。
こうした話には、話し手が意図しないうちに、聞く側は勇気づけられていく気がします。


これが本間さんがメッセージした「一人で聞くのはもったいない」の理由のひとつなのかな。
トーク中にいろんな顔をのぞかせた、鳥取のアニキを思いながら会場を後にしました。


『トットリノススメ』は、12月7日まで続きます。
【関連記事】
『トットリノススメ』はじまります
“nomadic”期間限定shopにいってきました


トットリノススメ公式ウェブサイトはこちらからご覧下さい。


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by ak-shio | 2008-11-03 20:20 | いろは人訪記

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