Eric Carle エリック・カール展 in 島根
絵画作品の展示会とは違い、子ども達もお父さん、お母さんと手をつないで、
歩く姿が多く見られます。
私たちも、ほしかったなぁ・・・
と横目で見つつ、グッズ売り場に目をやると、そこには凄い人だかり。
行列が行列を呼ぶといいますが、私たちも覗いてみることに。
そこには、童心を繰るぐられる「あおむし」グッズたちがたくさんありました。
こういう気持ちには素直になっておこう、と
携帯のストラップ、そして絵本と図録を一冊ずつ購入します。
展示には、絵本の製作過程と制作に用いられる色紙の展示に分かれています。
エリックさんの日本の子ども達へのメッセージが、
Be kind to each other. (お互い親切にしよう)
というもの。
確かに、人に対してもものに対しても、とても短気になっているかもしれないなと少し反省するような気分になりました。
私がこの美術館が好きな理由のひとつが、美術館から望む宍道湖の風景。
この日は、天気もよかったので、お弁当を食べているサラリーマン風の男性から親子まで、のんびりと過ごしています。
2時間ほど美術館で過ごした後は、松江ならではの美味しいものを食べに行きます。
今回は、松江市上乃木ケヤキ通りの丘に立つフレンチレストラン「ムーランドール」です。
このレストランは以前にディナーをご招待されて、とても感動したレストラン。
前菜は、蜆(しじみ)入りの自家製ソーセージをサラダと一緒に頂きます。
ミニトマトが湯剥きしてあったのは、やはりプロの一手間と実感。
ドレッシングもツンとしないさわやかな味付けでした。
スープは、かぼちゃのポタージュ。かぼちゃをそのまま頂いているような、
濃厚な味わいで野菜好きにはたまらない一品でした。
メインは、子羊のローストと鶏肉の燻製焼のきのこ添え。
パンも自家製で、なにもかもが手間をかけた丁寧な味がしました。
そして、最後にデザートと紅茶を頂きながら、松江での幸せ時間を堪能しました。
ちなみに今回私たちがオーダーしたのは、Aコースのランチ(2,100円)です。
一時間半くらいかけてゆっくりと食事を楽しむ。
人間にはこういう時間が必要だなと改めて思いました。
美味しいものが与えてくれるものって、ほんとに大きいです。
大因州のウェブサイト http://www.daiinshu.co.jp
by ak-shio | 2008-10-19 22:20 | 因州箋だより